赤坂ブルームーンより全エンターテイナーの方々へ

今回の新型コロナウィルス感染の影響により数多くのライブハウス、そしてミュージシャンが深刻な状況になっていることと思います。

ここ数ヶ月の話題といえば新型コロナ関連しかない状況の中で、それぞれが悶々とした日々を過ごしています。

先の見えない毎日です。

しかしこのままの状況で良いはずがありません。いつか事態は収束することでしょう。しかし、それはいつなのか。そして、収束したからといってこれまでのように復帰するのはいつなのか。

9年前、東日本大震災の時に苦しんだ東北の方々の風評被害。それは何年にも及ぶ苦労と努力が背景にあり、途方もない悲しみややり切れなさ、どんなに叫んでも届かない悲痛な叫びがあったはずです。

それが今、ライブハウスに及んでいます。

とある人は、今回のことでライブハウスを知ってもらうきっかけになった、とおっしゃっていました。憤りを感じました。こんな形でライブハウスを知られて良いはずがありません。音楽に携わる者として、生の音楽を伝える文化をもっと違う形で知ってもらうための努力をすることが必要なはずが、マイナスの要素だけが広がってしまったのです。

そして次第に、ライブハウス=悪、の状況に陥り、世論の雰囲気は圧倒的に負の方向へと進み、それを受けてミュージシャンが次々にライブキャンセルをしていくようになりました。もちろん安全を考えての事ですし、攻めるつもりもありませんん。誰が悪いわけではないのです。

けれどその中で、本当にこのままでよいのか、ただじっと嵐が過ぎるのを待つしかないのか。何かできる事はないのかと、考えました。

もはや、この長く辛い冬を乗り越えるには、春になるのをただじっと待つのではなく、自分たちの足で越えることが必要ではないかと。そしてそれは誰かがやらなければ何も始まらないのではないか。

わが身をもって行う事で、そこでしか伝えられないメッセージを伝える事ができるのではないか。全ての音楽を愛するエンターティナーとお客さまのために。

このような自粛ムードの中ではありますが、あえてブルームーンは積極的にライブを行うことを提案します。

もちろん、ただライブを行うのではありません。安全性や対応は言うまでもありません。

<条件>

ミュージシャンへは、チャージを100%バック。

お客さんには飲食代20%オフ。

youtubeでのライブ配信。

(4月以降の平日と日曜、祝に対応。今回の報告以後に決まったライブに限ります)

これは、お店の売り上げのためでも何でもありません。

このシステムを行えば自ずと経営は難しくなります。お店は大体売り上げの30%ほどを売り上げ加算する事ができます。これを見る以上運営できるはずがありません。

売名行為でも営利目的でもありません。いちライブハウスがこんな危険をしても何の意味もないのです。

ただ、音楽の素晴らしさを伝えたい、そして音楽で救える事が何かあるのではないか。この悶々とした状況を音楽で少しでも癒し、希望と勇気を与えられたらと思うのです。

エンターティナーは発信者です。メッセンジャーです。

そしてこの逆境の中でも発信する力が必要ではないか、その力を後押しするために我々ができる事は何か、そのために何か動くことができるのではないか、と思ったのです。

身をもって証明する人が必要だと。

 

そして、この開催をもって、赤坂ブルームーンは閉店いたします。

純粋に生の音楽を聴いてもらい感動できる方が一人でも増えて欲しい。

その純粋な想いはエンターティナーとして誰もが思う気持ちです。その思いでやってきました。このまま営業を続けていくこも可能かもしれませんが、このタイミングで何かを変えなければと思いました。

芸術や娯楽は、確かに生活のためのものではないかもしれませんが、心を豊かにし、人を成長させます。そして人に勇気や生きる道標さえも与えます。

感動というものは、人類に与えられた唯一の感覚です。

そしていま一度、考えたいと思うのです。

自分が今何をするべきなのか、そしてどうしたいのか。

このままでいいのか、よくないのなら何をすべきか。

 

ブルームーンは閉店しますが、生の音楽を伝える熱い想いに変わりはありません。

今後は、新しい形で生の音楽を伝える方法を行っていく所存です。

この時代、何が起こるかわからないのです。しなしそんな状況に耐えうる新しい方法論を常に考えなければいけない、そういう時期に来たのだと思います。

最後に誤解しないでいただきたいのは、

微力ながら、今回の提案はミュージシャンやライブハウスの活性化になればよい、、という考えからです。ミュージシャンが音楽を伝える場所はいつの時代にも必要です。

 

長い歴史の中で、いちライブハウスの存在など、取るに足らないものです。

けれどそこに生きた人の熱い想いやメッセージはきっと誰の心にも宿るのでは、と信じたいです。

そしてこれが終わりではなく、新しい力や可能性を信じて進むスタート地点だと思うからこそ、これからも感動を伝えるために真摯に向き合うための努力をするべきだと思うのです。

その時こそ、同じ想いを持つエンターティナーと音楽の素晴らしさを伝えられれば本望です。

 

最後になりますが

この開催を、東京の中心地、赤坂のライブハウスで最後に行うことで、少しでも皆様にメッセージが伝わればと思います。この場所を思う存分使っていただきたいと思うのです。

少しでも明るい兆しや希望をもたらせたい。という主旨でおこなうのです。

余談ではありますが、

小林有希医師の投稿 3/6 facebook をぜひご一読ください。

免疫力を上げることは前向きな気持ち、そして笑顔だと。

https://www.facebook.com/yuki.kobayashi.12979/posts/3528437720561188

 

ライブハウスはライブを行うべき、そしてエンターテイナーは己の意志を持って、積極的に出演すべきです。

そして伝える場所がある限りメッセージを発信すべきです。

一つだけ、ライブの中でミュージシャンにお願いがあります。それぞれのライブ中のMCで、今のそれぞれの思いを伝えて欲しいと思います。短くても良いですし、どんな内容でも構いません。

そして、バンドご自身でチャージを設定してください。

今回のライブの出演希望される方には、例えば入場制限をしたい、また入れ替え制にするなどご希望があれば出来る限り対応いたします。

ご連絡をお待ちしております。

 

なお閉店日につきまして諸事情のため確定しましたらご報告いたします。

 

これまで数多くの皆様、バンド様、ブルームーンに足をお運び頂き本当に有難うございました。

短いメッセージではございますが、改めて敬意とお礼を申し上げます。

 

赤坂ブルームーン

 

申し込みにつきまして:

開催ライブ出演におけるスケジュールは4月以降の平日、日曜・祝日とさせていただきます。スケジュールは3ヶ月先まで申込可能ですが最終期限日は決定次第、告知いたします。スケジュール押さえはメールにてお申込頂いた順とさせていただきます。仮にスケジュールが埋まっている場合は、こちらからメールいたします。他の出演者のご関係もございますので、キャンセルはお控えください。通常ライブ同様ペナルティが発生しますのでキャンセルの場合、代役バンドを立ててください。

いくつか候補日がございましたら第一希望以外にメッセージ欄にご記入ください。また昼のライブ開催希望の場合も同じくメッセージ欄にお願いします。その場合の利用時間は入りから完全撤収まで12:00-17:00内でお願いします。